この家問題とはあまり関係がないが、
私は結構何回か死に目に会っている。
それは小学生高学年の頃、夏休みの最中だった私は
部活動の為、夕方まで練習をしていた。
その後友達に付き合い、寄り道をして買える途中、「ちょっとした声」に
呼びとめられた。
?:「ねぇ、どこ行くの?この先の道を真っ直ぐ向かうの?」
キ:「へっ、誰?。」
回りを見ても誰もいない。もちろん友達は側にいるが、彼女の声ではない。
自転車で私の前を友達が走っていく。
訳の分からない声が呼びとめたが、
気にせず私は交差点を自転車で横断しようとした。
また声がした。
?:「いくのねぇ。そう・・、今なら大丈夫よ・・わたりなさい。いけるから・・。」
この声が聞こえた途端、私の意識はまるでスローモーションの中に
いるようだった。
キ:「うん。分かった。渡る・・・。」
と誘われるように私は交差点に入っていた。
そしてその後、私の左方向から来た自動車に、突然跳ね飛ばされて
しまったのである。
そこから私の意識は途切れている。
その後あたりは騒然となり、大騒ぎになった。
見物人や私の知り合いが集まり、交通規制をしなければならない状態。
私はと言えば、苦しいけれど意識は、意外とはっきりしていた。
そんな中、野次馬の中の誰かがしゃべった。
「あーーっ、またここだー。やだねぇ。あの子大丈夫かなぁ。
ここで事故にあったら大体は助からねーからなぁ。」
その声を聞いて私は愕然とした・・・。
キ:「どうゆう事なの?私助からないの?!」
不安に襲われていた私の耳に、遠くの救急車のサイレンだけが聞こえていた。
つづく・・・。
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