ある日、子供の教育問題で
主人と言い争いになった時があった。
些細な事だったが、イヤーな雰囲気が・・。
とその時、私達が話し合いをしているリビングの
ドアの外になんとなく・・気配がした。
そう、私が感じるのと同時に主人が口を開いた。
主人:「あっ、じいさんがいるぞ。」
キ:「えっ、うそ!何しにきたの?」
話遅れたが、私の実父である。
5年前に病気で他界している。
主人:「何か・・仁王立ちして・・ドアの所でこっちを見てる。あーーっ、
じいさん、怒ってるぞ。」
キ:「ぎぇっ、喧嘩のせいかな?もしかして呼んじゃった?それで何か
言ってる?」
主人:「なーーにも。ただ・・無言だよ。孫の事が心配らしい。」
私には、見えないがそこに何かがいる事は、ただならぬ空気で感じていた。
キ:「そっか、そー言えば、すごくかわいがってくれたから・・
私達によく考えろって事かな?じいさん心配させてごめんね。」
主人:「前に住んでた所にも、結構来てたからな。子供達に何か
起きたりすると、飛んでくるなー。
ありがたいと言うか・・よっぽど思っててくれてたんだよな。」
じいさんの出現で、喧嘩の雰囲気もすっかりなくなり、
2人とも冷静になっていた。
他界してからも、いろいろと現象を起こしてくれた、じいさんだが
これほどはっきり 意思表示してきたのは、主人にとっても
初めてだったそうだ。
本当に不思議である。何故瞬時に飛んで来れるのか?
例え、体が無くなっても 魂はちゃんと存在する・・と言う事を
思い知らされた。
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