2階の様子を見に行く度胸もない私は、
遅い主人の帰りを待ちながら、まんじりともしなかった。
果たして この訪問者は良い方なのか、否か?
あまり発達していないその感で、感じて見る事にした。
キ:「・・・何か答えてくれないけど、もしかしてただの
通りすがりかも?」
悪い物は感じ取れなかった。意思も弱い。
もともと空家の状態が何ヶ月かあったのだから、
仕方のないことなのかも知れない。
だれもいないとなれば、居座る可能性が高い。
これは一応宣言して、お引取り願いたい。
そうこうして主人の帰宅。
キ:「おかえりなさい。帰ってきて早々 申し訳ないんだけど
2階に何かいるみたいなの。
主:「あっ、そうだろう。時々いるんだよね。」
飄々と答える主人に少しむかついた。
キ:「えーーっ、何で黙ってたの?話しておいてよね!
で、何なの?」
主:「あーーっ、ただの通りすがりだから、心配しなくても
いいよ。」
キ:「そうなの・・。大丈夫なのね。何かの時には、頼りにしてるから。」
主人の方は私と違い、かなり筋金いりの透視能力。
その類は、おまかせする事としよう。
そして 2番目の訪問者は、娘が体験してしまった。(T_T)
玄関の踊り場に女の子が時々座っているのだと言う。
おさげ髪で昔風の服を着ていたらしい。
何で住んで早々こんな事ばかり起きるのか?
宇宙と繋がりやすい家だと言う事は、他のあちらの方とも
繋がりやすいって事?なのだろうか・・・。
キ:「失敗しちゃったかなぁ。この家を選んで。」
と後悔しても後の祭り。。。
「仲良く」とまでは いかないが、良いお付き合いをしていこう!(前向)
そんな状況も時がたつと、だんだん慣れてしまう。
が、さすがに私の父が登場した時には、
「かんべんしてよ~~~。」と叫んでいた・・・。
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