当たり前のようですが、母の愛とは深いものです。
例えそれが、魂の存在になったとしても・・・です。
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今日は若いクライアント様の所へお邪魔してリーディングを
させて頂きました。
ご自宅へ入っていきなり賑やかな気配がしたので、
「楽しいリーディングができそう!」
そう、私は思いました。
ところが、案内して頂いたお部屋には、お線香の香りと共に、
お若そうな女性の遺影が、飾られていらっしゃいました。
私的には他所様宅へお邪魔させて頂いたので、
リーディング前に、ご仏壇の遺影にご挨拶をさせて頂きました。
それは、クライアント様のお母様だったのです。
それにしても、「どうして、楽しい気持ちになったのだろう?」
ともすれば、場的にはチグハグな感覚を抱いた自分に疑問を憶えました。
ですが、その意味は私が帰り間際に気づく事になります。
話は進み・・・。
お話を伺うと、そのクライアント様は、
少女時代にお母様をご病気で亡くされ
今日まで、家族と共に過ごしてこられました。
リーディングを進めて行くうちに、
娘さんに対する、溢れんばかりの亡くなったお母様の思いが
伝わってきたのです。
正直そのお気持ちに、私は参りました。
決して,思いが残って光の世界に行かれていない訳ではないのです。
娘さんの為に、素早くさっと現れた感じでした。
ご家族に起こった出来事は、とても辛い出来事ですが、
現在お過ごしのご家族の皆様には、悲壮感など感じられず
暖かい感じがするのです。
それは、何故か・・・。
生前お母様は、きっと太陽のように明るく
楽しい事が好きな方だったはずです。
光になられたお母様は、残されたご家族の事を案じ、
肉体が亡くなり、魂だけの存在になったとしても、
その愛はこんなにも深く続く・・・その為だと気付きました。
そしてこのお宅に、どうしてこんなに明るい賑やかな雰囲気が漂っているのか?
不思議になった私はいろいろお話をさせて頂き、
亡くなったお母様は、南国沖縄の出身だと教えて頂いたのです。
私が感じた賑やかさ・華やかさはそのせいだったのです!
今日は見えないかも知れない魂の思いに
深く考えさせられる1日となりました。
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